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井上尚弥はKO負けしたことある?負けた試合の相手や負ける可能性があるとしたらどんな試合?

井上尚弥はKO負けしたことある?負けた試合の相手や負ける可能性があるとしたらどんな試合?

井上尚弥選手は「モンスター」の異名を持つ日本が誇る世界的ボクサーであり、その強さは世界中で広く認められています。

圧倒的な実力でプロボクシングキャリアを無敗で築き上げ、多くの試合でKO勝ちを収めてきました。しかし、井上尚弥選手にKO負けの経験があるのか、またどのような相手に敗北を喫したことがあるのか、気になる方も多いでしょう。

本記事では、井上尚弥選手が過去にKO負けを経験したことがあるのか、アマチュア時代の敗北や今後彼が負ける可能性のある試合について探ります。

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井上尚弥はKO負けしたことある?

井上尚弥選手はプロボクサーとしては無敗であり、KO負けを経験したことは一度もありません。

これまで28戦全勝、うち25回のKO勝利を収めており、圧倒的な強さでリングを支配してきました。

彼の卓越したテクニック、驚異的なスピード、そしてパワーは、どの対戦相手も脅威に感じるほどです。

ノニト・ドネアとのWBSS決勝戦は眼窩底骨折と鼻骨骨折の怪我を負うも勝利!

彼がキャリアの中で直面した最大の挑戦の一つは、2019年のノニト・ドネアとのWBSS決勝戦です。

この試合で、井上尚弥選手はドネアの強力な左フックにより右目を負傷し、眼窩底骨折と鼻骨骨折を負いました。

それでも、井上尚弥選手は最後まで戦い抜き、判定勝ちを収めました。

この試合は井上尚弥選手にとって最も危機的な状況でしたが、それでも彼は倒れることなく勝利を掴みました。

ルイス・ネリとの試合では初ダウンを奪われるも勝利!

また、2024年5月に行われたルイス・ネリ選手との試合では、初のダウンを奪われる場面がありました。

しかし、井上尚弥選手はダウン後も、冷静に戦い、見事、6R.TKO勝利!

初のダウンで会場の全員はもちろんのことテレビで観戦していたファンみんなが驚いたでしょうが、その後、きっちりレベルの違いを見せて勝利しています。

試合後の会見では「サプライズ」と語っていましたが、確かに、ダウンする姿は想像もしていなかったので本当にサプライズでした。

ただし、ダウン後も冷静に戦い勝利しているため、今後もダウンの可能性はあるにせよ、KO負けはなかなか想像できないですね。

アマチュア時代に6敗しているけど全て判定決着!故にKO負けはまだ1度もない!

井上尚弥選手はアマチュア時代に6敗しています。

しかし、これらはすべて判定決着。故にKO負けはアマチュア時代を含めまだ一度も経験がありません。

まさに怪物といった戦績だと言えます。

井上尚弥はプロでは無敗だけどアマチュアでは負けたことがある?

井上尚弥はプロボクサーとしては無敗を誇り、これまでに数々のタイトルを獲得してきました。28戦全勝(25KO)という驚異的な戦績は、彼の実力を物語っています。

しかし、彼もアマチュア時代には何度か敗北を経験しています。特にアマチュア時代の負け試合は、彼にとって貴重な学びとなり、今の無敗のプロキャリアを築くための礎となったのです。

そんな、井上尚弥選手のアマチュア時代の戦績は『81戦75勝(48KO/RSC)、6敗』です。

これらの敗北の多くは、国際大会や国内の大舞台でのものでした。

井上尚弥がアマチュア時代に負けた試合の相手は誰?

井上尚弥選手がアマチュア時代に負けた試合は全部で6試合。

そして、それら6試合の対戦相手は以下です。

  • アジアユース選手権(2010年) vs マスード・リギ(イラン)
  • 世界ユース選手権(2010年) vs ヨスバニー・ベイタ・ソト(キューバ)
    • キューバの選手に完敗し、0-11の判定負け。ベスト16で敗退。
  • インターハイ(2010年) vs 野辺優作(兵庫)
    • 高校2年生のインターハイで連覇を狙うも、ベスト8で敗退。
  • 全日本アマチュア選手権(2010年) vs 林田太郎(駒大)
    • 決勝で敗北。高校生としての限界を感じるも、その後リベンジを果たす。
  • 世界選手権(2011年) vs キューバ代表選手
    • ベスト16まで進むも、またしてもキューバの壁に阻まれる。
  • アジア選手権(2012年) vs ビルジャン・ジャキポフ(カザフスタン)

アマチュア時代に井上尚弥選手が敗北を経験した試合の一つに、2010年のアジアユース選手権の準決勝が挙げられます。

この試合で井上尚弥選手は、イランのマスード・リギ選手に1対7という判定で敗れました。井上尚弥選手にとって初の国際大会での敗北であり、彼はこの試合で国際ルールへの適応の難しさを痛感しています。

また、同年の世界ユース選手権でも、井上尚弥選手はキューバのヨスバニー・ベイタ・ソト選手との対戦で0対11という大差で判定負けを喫しました。

この試合では、ベイタ・ソト選手のテクニックとスピードに圧倒され、井上尚弥選手はなす術がなかったと振り返っています。これらの国際大会での敗北は、井上尚弥選手にとって重要な経験となり、彼の成長に大きく貢献したと言えるでしょう。

しかし、井上尚弥選手にとって最も大きな敗北の一つは、全日本アマチュア選手権での林田太郎選手との試合です。

この試合では、林田選手が徹底してボディを狙い、井上を封じ込める戦術を取った結果、井上は何もできずに敗北しました。井上尚弥選手自身もこの試合について「完敗でした」と語っており、彼にとっては人生で最も悔しい敗北だったことでしょう。

林田選手との再戦では、井上尚弥選手は前回の敗北をしっかりと克服し、リベンジを果たしました。

この試合で井上尚弥選手は、ボディ攻撃に対する対策を完璧に仕上げており、林田選手を圧倒して勝利を収めました。この経験を通じて、井上尚弥選手はさらに強くなり、プロ転向後は無敗を維持し続けることとなったのです。

井上尚弥選手が負ける可能性があるとしたら?階級アップに潜むリスクとは!?

井上尚弥選手、ボクシング界でも屈指の強さを誇る「モンスター」として知られる彼ですが、もし負けるとしたらどんなシナリオが考えられるのでしょうか?

ファンにとっても気になる話題です。実際、ボクシングの歴史を振り返ってみると、階級を上げることで選手が苦戦することが多くありました。

ここでは、井上尚弥選手が今後のキャリアで負ける可能性があるとしたらどのような試合になるか、具体的な根拠を基に考察していきます。

階級を上げ過ぎるリスク

まず、井上尚弥選手が負ける可能性として最も現実的に挙げられているのは「階級を上げ過ぎること」です。

現在、スーパーバンタム級(122ポンド)で4団体の世界王者となった井上尚弥選手ですが、次に期待されているのがフェザー級(126ポンド)への転向です。

フェザー級には、すでにWBA世界フェザー級王者のレイモンド・フォード選手が井上尚弥選手との対戦を望んでいるという話もあります。

レイモンド・フォード選手のプロモーターであるエディ・ハーンさんは、「井上が負けるとすれば階級を上げ過ぎること。もし井上がフェザー級に上がりフォードと対戦すれば、その瞬間にそのリスクが現れる」と警告しています。

この発言は、単なるプロモーターの自信ではなく、過去の多くの名ボクサーが階級を上げることで苦戦した事実に基づいています。

過去の例:ロマチェンコやクロフォードの苦戦

階級を上げることがボクサーにとっていかにリスキーか、過去の名選手の例を見てみましょう。

たとえば、ウクライナのワシル・ロマチェンコ選手もその一人です。

彼はフェザー級でスタートし、ライト級(135ポンド)に階級を上げた際に2度の敗北を喫しました。ロマチェンコ選手のように、体格差が大きくなるとスピードやパワーに影響が出ることがあります。

また、アメリカのテレンス・クロフォード選手も階級を上げることで苦戦が予想されています。

クロフォード選手がスーパーウェルター級(154ポンド)に挑戦することが予定されていますが、エディ・ハーンさんは「階級を上げることでクロフォード選手にも同じようなことが起きるかもしれない」と指摘しています。

このような例は、井上尚弥選手にも同様のリスクが存在することを示しています。

レイモンド・フォード選手との対戦の可能性

では、もし井上尚弥選手がフェザー級に挑戦するとしたら、どのような相手が立ちはだかるのでしょうか?

まず名前が挙がっているのが、レイモンド・フォード選手です。

フォード選手は、16戦15勝(8KO)1分の戦績を誇り、左利きのサウスポーとして知られています。特にスピードと左のストレートにはKOの威力があり、井上尚弥選手にとっても油断できない相手と言えます。

エディ・ハーンさんは「井上対フォードの試合が実現すれば、それはビッグマネーのイベントになる」とし、試合が行われる可能性について前向きな姿勢を見せています。

しかし、この試合が実現する前にフォード選手は強敵ニック・ボール選手との防衛戦を控えており、その結果次第で井上尚弥選手との対戦の行方が決まると言われています。

他のフェザー級ボクサーとの対戦も?

フォード選手以外にも、井上尚弥選手がフェザー級で対戦する可能性のある選手は多くいます。

たとえば、IBF世界フェザー級王者のルイス・アルベルト・ロペス選手も井上尚弥選手との「ドリームファイト」を希望しています。

また、WBO世界同級王者のラファエル・エスピノサ選手やWBCのレイ・バルガス選手、さらに人気のあるブランドン・フィゲロア選手なども、井上尚弥選手との対戦を望んでいる選手たちです。

特に、ルイス・アルベルト・ロペス選手は自身のX(旧Twitter)で井上尚弥選手との対戦ポスターまで作成し、強い対戦意欲を見せています。

これらの選手たちも井上尚弥選手にとっては非常にタフな相手となるでしょう。

結論:階級アップは新たな挑戦とリスクの両方をもたらす

井上尚弥選手がもしフェザー級に転向した場合、これまで以上に体格差やパワーの問題が出てくる可能性があります。

特に、フェザー級には強力な選手が多く、今後のキャリアにおいて大きな試練が待ち受けているでしょう。

しかし、それでも井上尚弥選手の持つスピードやテクニック、パワーは他の選手と一線を画すものであり、階級アップのリスクを克服する可能性も十分にあります。

これからの試合展開や対戦相手に注目しながら、モンスター井上尚弥選手のさらなる挑戦を楽しみにしましょう。

階級を上げるリスクを抱えながらも、井上尚弥選手はさらなる高みを目指して進んでいくことでしょう。

ファンとしても、新たな挑戦を楽しみにしつつ、彼の無敗神話が続くことを願っています。

まとめ

井上尚弥はプロボクシングで無敗を誇り、KO負けを経験したことはありません。

しかし、アマチュア時代には数度の敗北を経験しており、その挫折が彼を成長させ、今の「モンスター」へと変貌させました。

今後も彼がどのような相手と対戦するのか、またその試合でどのような戦いを見せるのか、ボクシングファンにとって目が離せない存在です。

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この記事を書いた人

当ブログ『井上尚弥の試合を見る方法』の管理人です。井上尚弥選手の試合を見るのが好きで当ブログを立ち上げました。井上尚弥選手の試合を見る方法を知りたい人は、ぜひ、参考にしてください。

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